ダイエットのお悩みQ&A
胸の脂肪を落とさずにダイエットするためにはどうすれば良いですか?
食生活や運動の仕方など、胸の脂肪が落ちるメカニズムをあらゆる方面から考慮したダイエット法が効果的です。

そもそも胸は、他の部位に比べると脂肪が落ちやすい部位です。そのため正直なところ、自己流のダイエット法では「胸の脂肪をキープする」というミッションに対して限界があると言えるでしょう。
しかし、絶対に不可能なわけでもありません。
胸の脂肪の特性に合った対策をしっかりと整えることで、そのミッションクリアも現実のものへと近づくことでしょう。
胸の脂肪は、なぜ落ちやすい?
胸の脂肪が落ちやすいとされる理由は、太ももの脂肪等と比較してセルライト化しにくいためです。
血液が多く流れている心臓周りは、体中で最も温かい場所だとされています。そのため、心臓に近い胸も、必然的に常に一定の温かさを保っているのです。
そして、常に温かく代謝の良い胸の脂肪は、セルライト化されにくいため、他の部位に比べて脂肪が燃焼されやすいと言えます。
胸の脂肪キープに必要な食生活と女性ホルモン

代表的なダイエット法として、多くの方が「食事制限」を考えることでしょう。しかし、栄養を供給する食事を極端に制限するのは、健康のためにはもちろん、胸の脂肪をキープさせるためにも良くありません。
極端な食事制限によって考えられる胸への影響は、脂肪の軸となる「乳腺」の成長が妨げられるということです。乳腺の周りに脂肪をつけている胸は、その中心にある乳腺が小さくなるとそこにつく脂肪量も減少します。つまり、胸の脂肪をキープさせるためには、乳腺の発達を維持することがとても大事になるのです。
そして乳腺の発達に大きく関係しているのが、「女性ホルモン(エストロゲン)」です。女性ホルモンの分泌を正常に保つためにも、必要な栄養素をしっかり摂取する食生活がとても重要となります。なかでも積極的に摂取したいのが、次のような成分です。
- ◆女性ホルモンの正常な分泌に必要な「タンパク質」
- ・鶏肉のささみ、魚類、卵 など
- ◆女性ホルモンに近い成分と言われる「イソフラボン」
- ・大豆製品(豆腐、納豆など)
- ◆女性ホルモンの分泌を促す「ボロン」
- ・キャベツ、りんご、ぶどう、もも など
その他、ダイエット中であっても適度な脂質を摂取することが効果的です。
また女性ホルモン・エストロゲンは、自律神経の乱れによって分泌が滞ることもあります。そのため自律神経を乱す原因となる、極端な食生活によるストレスや不規則な生活も予防することも、胸の脂肪をキープしながら他の部位をダイエットする秘訣と言えるでしょう。
胸を揺らす激しい運動に要注意
ここまで「胸の脂肪は落ちやすい」というお話をした通り、運動によるダイエットでも胸の脂肪が落ちる可能性は大いにあります。
それは運動によって胸が大きく揺れることこそが、胸の脂肪燃焼運動につながってしまうからです。またジョギングやマラソン、縄跳びなど、ダイエットに有効的だとされる “有酸素運動”の多くが、胸を揺らすような運動ですよね。
ただし、胸の脂肪をキープしてダイエットを成功させるために、これらの運動を控えるべきだという話では決してありません。むしろ適度な運動は、健康的にダイエットを成功させるためにもお勧めです。
胸の脂肪をキープしたい方は、運動をする際に必ず「スポーツブラ」で胸の揺れを抑えて、激しい運動は控えるように心がけましょう。
「メディカルダイエット」という選択肢

このように胸の脂肪を落とさずに気になる部位の脂肪を落とすためには、食生活や運動など、気をつけるべき沢山のポイントがあります。そのため、「胸の脂肪をキープする」というミッションを難しく感じる方もいらっしゃることでしょう。
その場合には、「メディカルダイエット」という選択肢もあります。つまりは、成果の出しにくい自分流ダイエットを卒業して、クリニックと二人三脚で成し遂げるダイエットを実践するという選択肢です。
クリニックで行うメディカルダイエットでは、医学的観点・要素を取り入れて、バストの脂肪を落とさずに、気になる部分の脂肪に直接アプローチすることができます。
これまでダイエットで何度も挫折してきた方、どうしても胸から脂肪が落ちてしまう方も、医学を味方につけることで一人では成し遂げられなかった目標クリアを目指してみてはいかがでしょうか?
またイデア美容皮膚科クリニックでも、お一人おひとりに合ったメディカルダイエットプランをご提案しております。ぜひお気軽にご相談ください。